■一物全体
一物全体とは物を丸ごと食す事を言います。例えば精米された白米を食べていると便秘気味になります。
そこで玄米食を食べ続けると、ふと身体の調子が良くなり、便秘などしなくなる事に気づきます。
この例では米の一部分ではなく、米そのもの全体を食べ続けた結果でもあります。これは食べ物以外でも
当てはまります。人間関係でみるなら、いつも怒っている人が、仕事ではすばやく判断し行動をしする、
という事がよくあります。部分で見ると片寄った一面しか分かりませんが、全体で見るととても心強い人間であることが理解できます。
食べ物においても同じで部分だけを取るのではなく、できるだけ全体を取ることで生命に必要なエネルギーを得ることができます。